30代

選択的シングルマザー

閲覧数8120 回答返信数2 投稿日時2021.3.15 10:56

私は28歳で婚約者と死別しました。それからずっと婚約者の後を追うこと考えたり、自分を責めたりしながら生きてきましたが、37歳になり、婚約者の年齢を越え、彼の生きられなかった世界に突入してはじめて「この先は自分の人生を生きなければ」と思うようになりました。それから婚活を始めましたが、年齢も年齢で全くうまくいきません。この間にひとりだけ、婚活とは別の場で知り合った方と交際しましたが、結婚しない主義の方だったため、お別れしました。そして今現在、あと半年程で40歳になってしまいます。卵子凍結や精子提供なども30代や40歳を限度としている機関が多いです。このまま婚活をして結婚してからの妊娠となると、年齢的に間に合わないと考え始めています。そこで、今すぐに、精子の提供を受けて選択的シングルマザーになるしかないと考えるようになりました。結婚しない主義だった相手に協力をお願いもしましたが、「もう別れたのだからあなたとは関係ない。ストーカーで通報する。」とまで言われてしまい、話になりませんでした。私は亡くなった婚約者との間に産んであげられなかったこどもがいました。結婚と出産が意に反してできなかった経験があるからこそ、どうしてもこどもを持ちたい気持ちが強いです。ただ、こどものことを考えると、見ず知らずの精子提供者のこどもを産むことは、世の中に知らない異母きょうだいが大勢いることともなり、私だった気持ち悪いとも思います。そう考え始めると夜も眠れず、私は婚約者とそのこどもの待っているところへ逝くことしか、幸せになれる方法はないのではないかと思ってしまいます。何か良い方法はありますでしょうか。

回答一覧

  • 投稿日時2021.3.15 10:56
    Takaさんご相談ありがとうございます。
    選択的シングルマザーは、ロールモデルが少数で、特に芸能人や自らカミングアウトする人が取り上げられため、そのような傾向の人が取り上げられるのは仕方がありませんが、「主体的」に人生を選び取っている人が多い気がします。「この先は自分の人生を生きなければ」ということから、Takaさんもそう感じられたのかもしれません。
    少し似ているものとして、AID(非配偶者間人工授精)があり、作家・川上未映子さんは「夏物語」という小説で、主人公の38歳の夏子にその葛藤を語らせています。他にも川上さんは、産まない選択の人やシングルマザーを登場させ、女性が直面する結婚・出産などの人生の選択の中での悩みや葛藤を表現しています。
     これはあくまで小説ですが、ふと考えてみると私達は「妊娠は喜ばしい」「結婚で家族に子どもがいることは良い」という一見正しそうな言説や同調圧力の前に、思考停止することはないでしょうか。結局どのような人生を選択したとしても、自分がどれだけ人生に向き合えたか、選んだ選択について考え抜いたか、尽くしたか、それは誰かに決まられるものではないはずですし、理解されなくても良いものだと思います。
     そう考えると、takaさんのいう「自分の人生」をもう一度考えた上で選択的シングルマザーの選択を本当にされるのであれば、気持ち悪い、と考えることはないはずでしょうし、また、夫婦でないと事実上AIDは難しく、性交渉前提のためストーカーと言われてしまうのが現実であるならば、「子供を持つこと」がこだわりでないかを点検してみる必要もあると思います。
     婚約者が忘れられないお苦しみや悲しみは筆舌に尽くしがたいでしょう。10年以上も後を追うこと考えたり、自分を責めたりした訳ですから、そこから「主体的に」人生を生きようとされているtakaさんはご立派です。どうか人生の選択が世間の言説や同調圧力でないかを今一度立ち止まって考え、その上で、選んだ選択肢が現実的であるかを見極め、ご自身の人生を生きられることを望んでいます。その選択のプロセスで、さんざん悩まれた葛藤は、takaさんの魅力をより高めることになると信じています。
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  • 投稿日時2021.3.15 23:58
    takaさん
    はじめましてDay By Day です
    よろしくお願いします
    takaさんよくご相談くださいました
    たくさんの思いや不安を抱えてのご相談、同じ女性として共感いたします。
    相談を投稿することにも勇気がいったことと思います。
    takaさんの気持ちに寄り添い、安心できる回答を考えていきます。
    女性が子供を望むというのは、母性であり自然な心理です。
    子供を生み育てるということは、女性の人生の中で大きなライフイベントですね。当然叶えたい現実です。
    その心境はとてもわかります。
    takaさんも今までの人生、たくさんの事を乗り越えてきていらしゃいます。たくさんの選択もされていますね。
    今現在20代の婚約者さんへの思いを抱えていらしゃり、
    その時のお気持ちのまま現在を生きておられる。
    その深い思いをどこに落とし込めばよいのか、そして現在を生きることが出来る冷静なtakaさんでいられるのでしょうか。
    私は思います、輝く素晴らしい今後の人生を目指すためにまず、悲しいく深い思いは自分には必要な経験だったのではと思うこと。
    言葉ではいとも簡単ですが、前を向く。前をみながら歩いていく。そんな心境になれれば。
    20代の婚約者さんと出会いが命の大切さを教えてくれたこと。身をもって教えてくれたのだと。命の尊さを感じるための出会いだったのだと。
    そんな気持ちになれば、takaさんの心境にも変化が出てくるのかもしれません。
    その時の気持ちを真っ白にすることは難しく思いますが、
    人生の大切な出来事だったと思うことができれば、自然と前を向いて歩いて行けます。
    わたしはそのように思います。
    女性にとって、妊娠出産に適齢期があるのは現実ですが
    takaさんの幸せへの近道は、命の尊さを知り自分にもその大切な命があることそれを実感することだと思います。
    命があるからこそ、沢山の方と出会うことができ沢山の幸せを掴むことができるのではと思います。
    私はそれを信じています。

    Takaさんが心から幸せを感じる日々がくることを私は願います。
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