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相談の力・寄り添うことの大切さ

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「結愛へ」という本を久しぶりに読みました。目黒区虐待事件の被告の母による手記で、多くの書評が書かれ、同時期に起きた野田市虐待死事件と混同されるほど数年前の出来事になりつつあります。書評は他に譲るとし、被告は「加害者の妻」「被害者の母」「自分も加害者・被害者」というアイデンティティを一挙に背負わされることになり、本の巻末に専門家の先生のDVの意見書がのせられています。これは難問です。被告の心の回復には寄り添い続けていくことが大切だな、と思わされています。 手記の中で被告がホッとする場面に、支援者や精神科医、弁護士の先生などがソーシャルワーカー的にふれあってきたというところがありました。だから、TOKYOメンターカフェへようこそ! 難しい問題でも誰かに相談すればホッとできると思います。あきらめないで!