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ももさん、こんばんは、つきです
ご相談ありがとうございます

息子さんの「やってみたい」という気持ちを大切にしたいという、あなたの優しさが伝わってきました
まず、4歳でスカートやアイドル衣装に興味を持つことは、とても自然なことです
この時期の子どもは、性別というより「かわいいもの」「キラキラしたもの」「変身ごっこ」に強く惹かれます
または大好きなママの真似をしたいという気持ちがあるのかもしれませんね

実は、うちの高校生の息子も4歳の頃、保育園でスカートやエプロンを身につけて遊んでいました
園に置いてある衣装を自由に選べる環境だったので、本人は楽しそうに着ていましたし、私も「かわいいなぁ」と思って見ていました
今では本人もすっかり忘れているくらいで、性別に関する悩みが出たわけでもありません
今思い返せば、＜その時期特有の好奇心＞だったんですよね

一方で、ご主人の反対は「子どもへの心配」というより、＜男はこうあるべき＞という価値観が揺さぶられて不安になっているという側面が大きいように感じました
子どもの将来を心配しているのではなく、「自分の価値観が否定されるのが怖い」という大人側の不安が含まれているように感じました

あなたもお気づきの通り、親の価値観で抑えつけられた子どもは「自分の好き」を否定されたと感じてしまいます
それは将来の性別や性自認とは関係なく、＜自分の気持ちを出すと怒られる＞という学習につながってしまうので、むしろそちらのほうが心配ですね

もし可能であれば、「家の中だけで着る」「写真スタジオで変身遊びをする」など、ご主人が受け入れやすい“安全な範囲”を提案してみるのも一つかと思います
実際に着せてみると、案外息子さんはただ楽しんでいるだけなんだと分かるのではないでしょうか

夫婦で教育方針が違うときは、＜子どもにどう育ってほしいか＞というまず大枠の目標を互いにすり合わせるのが効果的です
今回のケースで言えば、「男らしさ／女らしさ」ではなく、「自分の気持ちを大切にできる子になってほしい」「好奇心を伸ばしてあげたい」といった視点で話すと、考え方の違いの対立が和らぐかもしれません

息子さんの“やってみたい”は、今だけの可愛い好奇心をご夫婦で受け止め、大切にしてあげてくださいね
応援しています
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